日本マクドナルドホールディングス（株）（東京都新宿区、電話０３・６９１１・６０００）は０７年８月度の月間売上高が４６３億９４００万円（速報値）、既存店売上高前年同月比１１・３％増、既存店来店客数同１０・８％増、客単価同０・５％増と、月間の売上高・既存店来客数で過去最高を達成した。

今回の月間売上高記録達成は、０７年３月の過去最高を大幅に上回り、金額にして約３３億円を積み上げることとなった。既存店来店者数も過去最高で、０７年前半の勢いを持続している。

同社では、好業績の主な要因を「０４年以降、継続的な投資を再開し、各施策の実行の質を高めスピードを向上、顧客数拡大戦略を徹底して実行してきたこと」と分析している。顧客数拡大戦略としては（１）魅力ある期間限定商品の効果的投入、「ピタマックタンドリーチキン」「メガマック」の再販売（２）「マックポーク」投入による１００円マックの強化（３）コールドデザート「マックフルーリー」の販売強化（４）快適な食事空間を提供するための店舗改装（５）早朝営業や２４時間営業の強化による営業時間の延長‐‐を挙げている。

また新規事業として８月２９日に１５店をオープンさせたマックカフェによる相乗効果などにより、今後も継続的成長と顧客数の拡大に向けた施策実行に努めていく。