マルハニチロお薦め製品ランキング(給食篇) マンネリメニュー打破します

2015.11.02 440号 16面
マルハニチロ冷凍食品ユニット業務用食品部 外食・給食課 課長補佐 櫻井芳記氏(35歳)

マルハニチロ冷凍食品ユニット業務用食品部 外食・給食課 課長補佐 櫻井芳記氏(35歳)

 ◇マルハニチロ冷凍食品ユニット業務用食品部 外食・給食課 課長補佐 櫻井芳記氏(35歳)

 「給食では、いつものメニューに少しアレンジを加えた提案が求められています。給食は外食とは違って毎日の食事なので飽きられないようマンネリ打破を心掛けています」と語るのは櫻井芳記さん。2003年入社後、本社勤務を経て関西で6年間業務用営業を担当、本社商品部を経験し、3年前から現職で給食を担当する櫻井さんにお薦め商品を聞いた。

 ●1位 「茶あらい骨なしさんま切身」

 冷凍のまま加熱調理できる

 秋の味覚の王者・サンマは、今や通年で人気の魚種。約20魚種の「茶あらい骨なし切身」シリーズの中でも常時ベスト5圏内に入っている。特に病院や高齢者施設に人気だ。サイズも1枚80g、70g、60gとグループ企業の船で漁獲しているからこそのラインアップ。冷凍のままでふっくら、ジューシーに加熱調理できる「スピードクック」だから手間が省けると大量調理の現場から喜ばれている。

 規格=400g(5枚)×10袋、700g(10枚)×5袋、300g(5枚)×10袋

 ●2位 「NNミルフィーユカツ80(プレーン)」

 高齢者にもおいしく豚カツ

 高齢者施設では「高齢者においしく肉を食べてほしい」というのが大きなテーマとなっている。「豚カツ大好き。だけど歯が弱くって……」という方にも薄切りの豚もも肉を1枚1枚丁寧に重ね合わせたミルフィーユカツなら軟らかなため、おいしく食べられる。事業所給食ではカットしてミルフィーユ状の断面を見せることでいつもと違う豚カツに。さらにソースによってもメニューバリエーションが広がる。

 規格=800g(10枚)×6袋

 ●3位 「天然えびカツ30」

 天然エビ使用

 風味・味の濃いインド産の天然エビを使用した手作り感たっぷりのエビカツ。「ごろっとエビが入っていて、エビのうま味が凝縮している」と事業所給食で人気。さらに味だけでなく、「天然えび」という付加価値も人気の一因だ。エビフライの代替えとして、ミックスフライの一品として使われるケースが多い。

 規格=2.4kg(80枚)

 ●4位 「ふっくらまぐろカツ」

 高級魚種のマグロをカツに

 日本人にとって高級イメージのあるマグロをカツにした。通常、マグロは加熱するとパサついてしまうが、「骨なし切身」のノウハウを活用し、加熱してもパサつかずふっくら・ジューシーに仕上げられる。サイズは弁当、ミックスフライの一品に使える30g、主菜の85gと揃っている。

 規格=30g×50枚、85g×10枚

 ●5位 「New素材deソフト」

 見た目そのまま、驚きの軟らかさ

 「見た目がおいしくない」という介護食の課題を解消したシリーズ。魚は皮つきで、見た目は通常の素材そのままだけれども、ユニバーサルデザインフード[区分2](歯ぐきでつぶせる)の軟らかさ。「残食率が減った」と関係者の評価が高い。しかも、常食と同じ調理が可能で、常食と同様のタンパク量が摂取できるため、調理現場、栄養士ともに大助かりのシリーズだ。

 規格=各種

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