地元客が喜ぶ名物ランチ探訪:豚・焼肉酒房 とん豚テジ 六本木店

2018.12.03 478号 09面
商標登録付きで「とん豚デジ」でしか食べられない「カンナ三段バラ」

商標登録付きで「とん豚デジ」でしか食べられない「カンナ三段バラ」

 ◆韓国人スタッフが直輸入の韓国食材で作る本場の味

 「豚・焼肉酒房 とん豚デジ」は、直営の六本木店の他、FC店を新宿(2店舗)、本郷、目黒の4店舗を展開している豚焼肉の店。「“焼肉”というと、日本では牛肉ですが、韓国ではサムギョプサルなど豚焼肉も一般的です」と語るのは、同店を経営する野口卓也社長。看板メニューは商標登録している「カンナ三段バラ」(夜のみ提供)。これはカンナで削ったような薄くスライスした豚ばら肉を炭で作った石板で焼くもの。さらに韓国人スタッフが作る本場の味がウリだ。同店自慢のランチメニューを紹介しよう。

 ※ランチセットはライス、スープ、ナムルやカクテキなどのおかず2品、サラダが付き、お替り自由。

 ※店舗により価格が異なる。

 ●「サムゲタン定食」1,000円(税込み)

 一度注文したお客さんを逃さない

 半身の鶏肉(約400g)が入ったサムゲタン。業務用のタレやスープを使用せず、一から丁寧に手作りしている。サムゲタンに欠かせない朝鮮人参とナツメが入り、お得感満点。「ギリギリの原価率でやっています。何度もリピートされる方もいらっしゃいます」とのこと。

 ●「とん豚焼肉定食」950円(税込み)

 ボリューム自慢で人気ナンバーワン

 ランチ客の約半数が注文するという超人気メニュー。ひと口大の豚ばら肉(約200g)を醤油ベースの秘伝のタレに付けて焼いたもの。豚肉のビタミンB1の吸収をよくする玉ネギを炒めて下に敷いている。ニンニクとショウガの風味が利き、甘じょっぱい味付けで白飯が進む。

 ●「チーズ明太石焼ビビンパ定食」980円(税込み)

 ライス大盛りもOK

 定番の「石焼ビビンパ」をアレンジ。韓国料理×チーズが人気だか、そこに明太子をプラスして注文数をアップ。具材はニンジン、ホウレンソウ、ゼンマイ、モヤシなどのナムルとひき肉そぼろ。ランチはライスのお替り自由だが、こちらは最初からライス大盛りで注文可能。

 ●「ビビン冷麺定食」880円(税込み)

 スープなし、ありの“味変”を楽しめる

 本格的な韓国冷麺。酢漬けの大根とキュウリ、ゆでた牛すね肉のスライス、リンゴ、ゆで卵をトッピング。スープは別盛りになっているので、最初はコチュジャンが入った自家製の甘辛ダレを絡めて、次はスープをかけてと“味変”を楽しめる。スープ以外のランチセット付き。

 ◆店舗情報

 「豚・焼肉酒房 とん豚テジ 六本木店」

 東京都港区六本木4-12-10 グレイト綱ビル地下1階

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