ヴィーガンヌードル酸辣湯麺（左）とヴィーガンヌードル担々麺

　●ホテル・レストランでの販売も

　ヤマダイは9月9日、「ヴィーガンヌードル担担麺・酸辣湯麺」を新発売した。同品は、東京・自由が丘にある食を通じて健康の大切さを発信する「T’s（ティーズ）レストラン」とコラボレーションした。麺、スープ、具材のすべてにおいて動物性食材を不使用としながら、化学調味料、アルコールも使わない新しい価値観を持ったカップ麺として提供。欧米を中心に世界的な広がりを見せているヴィーガン（完全菜食主義者）に対応するカップ麺として、一般小売だけでなく、海外からの観光客が利用するホテルやレストランなどでの販売を目指す。

　麺は、添加物を極力使わずシンプルな素材で作ったノンフライ麺を採用。麺をすする際のスープの飛び跳ねを考慮し、麺の長さを通常品より短くカットしてある。

　来年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、ヴィーガンなど食の多様性への対応は急務だ。特に訪日観光客が多く訪れるホテルや外食店は、こうしたアイテムをぜひ用意しておきたい。

　希望小売価格＝各190円（税抜き）

　●「ヴィーガンヌードル担々麺」

　練りごまをベースに、豆板醤と甜麺醤を合わせ、花椒が香るまろやかでコクのあるスープに仕上げた。規格＝67g

　●「ヴィーガンヌードル酸辣湯麺（スーラータンメン）」

　醸造酢とごま油を使用し、酸辣湯麺らしい酸味と辛味を表現し、ニンニク、ショウガ、椎茸で味を調えた。規格＝66g