キラリと光る名脇役:そう唐揚げ 草加煎餅で作る鶏の唐揚げ 草加煎餅を衣に活用

2026.07.06 569号 12面
そう唐揚げ ~草加煎餅で作る鶏の唐揚げ~ 638円(税込み) 日本料理のかのこ揚げの技法を草加煎餅でアレンジ

そう唐揚げ ~草加煎餅で作る鶏の唐揚げ~ 638円(税込み) 日本料理のかのこ揚げの技法を草加煎餅でアレンジ

草加煎餅を1~2cmほどの大きさに砕く作業は根気と丁寧さが必要

草加煎餅を1~2cmほどの大きさに砕く作業は根気と丁寧さが必要

●埼玉名物で付加価値アップ

埼玉・大宮の「熟成ハラミと埼玉グルメ ハラミちゃん 大宮西口店」は、店名に冠するとおりハラミ肉料理と埼玉食材を使った料理の二本柱を掲げるバル業態だ。

「大宮ナポリタン」のような地元B級グルメや、深谷ネギなど埼玉産野菜を活用した一品料理などを多数ラインアップ。ひときわ同店の発想力が光る一品が、埼玉名物の“草加煎餅”を唐揚げの衣に活用した「そう唐揚げ」だ。

草加煎餅とは、埼玉県草加市の特産品。醤油で香ばしく焼き上げた、硬くてバリッとした歯応えが特徴だ。

同品は、これを手作業で細かく砕き、鶏ムネ肉にまぶして揚げている。衣はバリッとした歯応えが心地良く、醤油の香ばしさが口の中に広がる。

「草加煎餅は、埼玉グルメを謳うには欠かせないアイテム。砕いてトッピングする方法を思い付いたことで、料理に使いやすくなった」とオーナーの高井祐人さんは語る。

調理のポイントは、煎餅を砕く大きさ。アルバイトスタッフが手作業で砕くのだが、慣れるまでは高井オーナーが作業を見ながら最適なサイズ感を教えている。油調では五分揚げの段階でいったん引き上げ、肉に余熱を入れつつ表面の粗熱を落ち着かせて、衣が焦げ過ぎないよう配慮する。

これら“埼玉メニュー”は、原価抑制の面でも貢献。これにより、もう一つの看板商品であるハラミ料理にたっぷり原価をかけてお値打ち価格を実現させている。店の強みを最大化させる「名脇役」でもある。

●店舗情報

「熟成ハラミと埼玉グルメ ハラミちゃん大宮西口店」

所在地=埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-161-2 大宮YKビルB1階

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