夏の冷やし麺特集:紅虎餃子房「昔ながらの冷やし中華」

2011.06.06 387号 14面
具材の椎茸はスープのだしにもなっていて、ショウガを加えてコクがありながらサッパリとした味わいだ

具材の椎茸はスープのだしにもなっていて、ショウガを加えてコクがありながらサッパリとした味わいだ

 ◆椎茸のだしを利かせた 風味深い甘酢醤油スープ

 数々のコンセプチュアルな中華料理業態を擁する際コーポレーション(株)の旗艦業態である「紅虎餃子房」。

 同店では「昔ながらの冷やし中華」を、例年通りGW明けから販売開始した。夏の人気メニューである「名物黒ごま冷やし担々麺」も同時にスタートし、同商品と並んで5年以上前から続く夏の定番メニューとなっている。

 麺は温かいラーメンメニューと同じものを一玉分使用。具材はささ身、ハム、エビと動物性の具材が3種類盛り付けられ、ごちそう感を高めている。その他にキュウリ、錦糸卵、椎茸、香味大根の4種類が付いて満足度が高い。

 スープはお酢の酸味をおさえ、砂糖を加えてまろやかな仕上がりになっている。椎茸からとれるだしやショウガが味わいにアクセントをつけて繊細なおいしさを作り出している。対して「名物黒ごま冷やし担々麺」は、黒ごまの香り、辛味と酸味を利かせたクセになるスパイシーな味わいで、お客の嗜好を補完し合っている。

 「昔ながらの冷やし中華」「名物黒ごま冷やし担々麺」ともに8月末まで展開予定。

 ●店舗情報

 「紅虎餃子房」/経営=際コーポレーション(株)/本社所在地=東京都目黒区大橋2-22-8 千歳ビル/店舗数=73店舗(2011年4月現在)

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