トマトの周りは、たっぷりのホウレンソウとカラーピーマンであざやかな彩りとヘルシー感を訴求

　◆こだわりの4種を提案　酸味とコク新たな感覚

　「ガスト」では6月から「ピリッと本格！　4種のこだわりカレーフェア」を始めた。欧風、インド風、タイ風、イタリア風と、辛さも味わいも異なるカレーメニューを提案している。

　「イタリア風トマトとチーズの焼カレー」は、今回の4種の中でも見た目、味ともに新感覚を打ち出している。定番のビーフカレー・ルウを使い、半分にカットしたトマトを皿の中央におき、チェダーチーズスライスをかぶせてオーブンで焼き上げる。

　こんがりと焼かれたチェダーチーズの香ばしさとコクを楽しんだ後に、トマトの酸味がカレーに夏らしいさっぱり感を与える。混ぜ具合により、このコクと酸味が微妙に変化し、最後まで食べあきない。ルウの量は240gとやや多めで、ご飯は230g。

　フェア・メニューは他に、「欧風ビーフカレー」「インド風野菜たっぷりチキンカレー」「タイ風シーフードカレー」。同商品の辛さは控えめで、とくに30～40代の女性・主婦層に人気が高い。フードのグランドメニューは80品以上あるが、フェア4品で売上げ全体の8％前後を占める貢献ぶり。

　◆「ガスト」　経営=（株）すかいらーく/本社所在地=東京都武蔵野市西久保　1-25-8/店舗数=1337店（2011年6月現在）