札幌グランドホテル、コーンスープ缶詰発売40周年で「幸運神社」
北海道の老舗ホテル、札幌グランドホテル(北海道札幌市中央区北1条西4丁目)の施設内に、3月31日までの期間限定で「幸運神社」が開設されている。昨年発売40周年を迎えた「コーンスープ缶詰」を記念し建てられたもので、コーン=こううん=幸運という縁起のよい語呂合わせから、飲む人、贈る人に健康と幸せをもたらす幸運スープ(コーンスープ)として話題を呼んでいる。コーンスープ缶詰をお供えした幸運神社は、地元メディアに取り上げられ、新たな験担ぎスポットとして注目されている。
「札幌グランドホテル コーンスープ缶詰」=写真=は、北海道産のトウモロコシと乳製品を使用したクリーミーな味わいのスープ。1971年に「ホテルの味をご家庭で」のコンセプトの下、道産食材の素晴らしさを発信するため、当時のシェフらが監修して誕生した。発売から40年間の製造本数は約8024万缶、1万3240tに及び、全国に根強いファンを持つ。
「ホテルの厨房で作るのと同様の工程で製造し、小麦粉をバターで炒めるバタールウ作りから缶詰充填まで全て手作業で行っています」と札幌グランドホテルマーケティング室の蝦名訓さん。化学調味料、着色料、保存料を使わず、素材本来の味が楽しめる。“幸運”のエッセンスが加わり、愛され度が増したスープ、飲めば心の底から温まりそう。1缶 165g、368円。