熊谷市、「HOTグルメ」で町おこし 辛口料理提供「くま辛プロジェクト」

2012.07.02 400号 20面
エバラの辛口調味料でメニュー開発講習会を実施

エバラの辛口調味料でメニュー開発講習会を実施

シンボルキャラクター「あつべえ」

シンボルキャラクター「あつべえ」

 日本一の暑い街、埼玉県熊谷市で、“HOTグルメ”の町おこしがスタート! 熊谷市内飲食店の親睦団体、熊谷倶楽部は、地場野菜を使った辛口料理を土鍋で提供する「くま辛プロジェクト」を企画。このほど、参加約60店を集め、決起大会を行った。

 同企画は、観測史上最高気温40.9度Cの記録を持つ熊谷市が、“暑い”と“熱い”にちなみ、「熱い=HOT=辛い」を掲げ、地場野菜とともに熊谷ブランドを売り出す試み。

 シンボルキャラクター「あつべえ」を参加店の目印に6月17日からメニュー提供を開始する。官民一体で取り組み、定期的に関連イベントを展開していく予定だ。

 熊谷倶楽部の坂本公一代表は冒頭、「売上げアップの目的意識を明確にして取り組む。集客を図り、実績を上げることが街の活性化につながる。ブランド作りが難しいことを肝に銘じ、中長期的に腰を据えてブランド育成に努める」とあいさつした。

 来賓を代表して、富岡清熊谷市長は「熊谷市には、おろしても箸でつまめる山芋をはじめ、地産品が豊富。それらを生かした市のブランド作りを歓迎し、支援する」と述べた。

 会合では「くま辛プロジェクト」企画趣旨の説明後、外食マーチャンダイザーの第一人者、FSプランニングの押野見喜八郎氏が「メニュー開発のヒント」について講演し、同企画に協賛したエバラ食品工業の業務用辛口調味料を使って調理実演を行った。

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