業務用食材メニューグランプリ2023:グランプリ 「マヌルカンジャンチキン」
◆「マヌルカンジャンチキン」 想定売価580円 原価率28%
●鶏唐揚げを劇的にドレスアップ
2019年に発売し大ヒットした「ヤンニョムチキンのたれ」に続く韓流調味料の第2弾として昨年5月に発売。パンチのあるニンニク醤油風味が一番の特徴。鶏唐揚げに本品を絡めるだけで本格的な韓流チキンを再現できる。販売サイドでは、定番の鶏唐揚げ(冷食)とセットで提案できるなど、業務用食材の理想的なシナジーを発揮。付加価値アップと省力化の両立に貢献する。一方、「マヌル・カンジャン」は韓国語で「ニンニク・醤油」を意味し、同様の料理も存在するが、「マヌルカンジャンチキン」という名称を打ち出したのは、おそらく本品が初めて。その目新しさから、お客の「マヌルカンジャンて何?」という好奇心を喚起。注文時に店員が説明できるコミュニケーションの機会も演出する。
●プロの視点:ニンニクの利いた新グルメは期待値高し
韓流グルメの「ヤンニョムチキン」に次ぐ新タイプの一品として、期待できる。鶏唐揚げ人気が続く中、下味を付ける日本の唐揚げとは異なるアレンジができ、ニンニクの利いた味わいも完成度が高い。“揚げない唐揚げ”やレンジで簡便調理タイプにひと味加えたいとき、「マヌルカンジャン」にすると付加価値アップできるだろう。
●商品紹介:エバラ食品工業「マヌルカンジャンチキンのたれ」
絶妙なニンニク醤油風味
醤油をベースにニンニクを利かせた甘口タレ。韓国語でマヌルはニンニク、カンジャンは醤油を意味する。ニンニク風味が際立つのでガーリックシュリンプやカンジャンチキンバーガーなどにも好適。使用量は食材重量に対し20~25%が目安。鶏唐揚げの場合、本品1本で2.3~2.9kg。/規格=585g(常温)
○こんなアレンジも
ピザソース、チャーハン、マヨネーズを加えてディップソースに
※プロの視点 監修:飲食店プロデューサー・青島邦彰氏と外食レストラン編集部が飲食店の現場視点で評価