in東京ラーメン最前線!!:もったいない魚介のアラ活用 ラーメンを華やかなフレンチに
縁petitでは「和の食材を合わせたフレンチラーメン」を提案している。同社の丸尾聖代表取締役はフレンチレストラン出身。「ニッポンのラーメンを世界にさらに広めたい」と考え、和食の主役食材である魚介とフレンチの調理を組み合わせた「フレンチラーメン」の数々をメニュー開発した。「王道のラーメンとは異なり、『日本一安く食べられるフレンチ』としてのラーメンを目指した」と、丸尾代表は言う。
同社のフレンチラーメンは各店共に独創的だ。「サーモンnoodle3.0」の一品は、サーモンの頭、中骨からとったうまみと鯛のだしを合わせたスープにエスプーマでなめらかにしたニンジン、ポルチーニを加え、半生状に揚げたサーモンと揚げたゴボウなどを華やかに添えている。「抱きしめ鯛」では、鯛スープを担々麺に仕上げ、メランジェサラダとポテトの千切り揚げ、低温調理のチャーシューなどをトッピング。「ただいま変身中」の「牡蠣ラーメン」は、鯛だしにペースト状の牡蠣を合わせた豆乳ベースのスープが自慢。どのラーメンもフレンチの技法が施されている。
また、同社では「未利用食材の価値化」に取り組んでおり、従来廃棄されていた鯛のアラを買い取って鯛だしに活用しているという。
●店舗情報
「サーモンnoodle3.0」東京都新宿区神楽坂6-26 カーサイオキ3・102
「鯛担麺専門店 抱きしめ鯛」大阪市西区江戸堀1-23-21 ビエラ江戸堀1階
「ただいま変身中」東京都中野区中野5-53-3 松本ビル101
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