これは流行る!即戦力メニュー:日本でも浸透しないはずはない!アメリカ発・ローデットフライ

2019.04.01 482号 16面
「ローデットフライペッパービーフステーキ」ステーキをのせるだけで特別感あり。グループでシェアしやすいのもうれしい

「ローデットフライペッパービーフステーキ」ステーキをのせるだけで特別感あり。グループでシェアしやすいのもうれしい

 ●揚げたて・食感持続 ラムウェストン「ステルスフライ」で新メニューを

 最近、フライドポテトにトリュフ塩をかけたり、ディップにつけるアレンジが広がっている。しかし、本場アメリカのフライドポテトの食べ方と比較すると、日本のポテト文化はまだまだ、と言わざるを得ない。中でも、アメリカではド定番の「ローデットフライ」に注目したい。ローデットフライは、味よし、アレンジ自在、コスト安の三拍子が揃った、メニュー導入する価値大のフライドポテトの進化形なのだ。

 フライドポテトの上にソースや料理をてんこ盛りにする「ローデットフライ」は、アメリカのダイナーやバルなどでは安定した人気の超定番メニューだ。このローデットフライを、日本の飲食店でもメニュー導入しない手はない。

 上に盛るものは基本的には何でもアリ。チーズやミートソースはもちろん、ドライカレー、チリコンカン、ステーキの端材、野菜ソテーなど、どっさりと盛ると、見た目のインパクトも演出できる。

 また、上に盛るソースや料理は、新たに用意する必要はなく、既存メニューと組み合わせるだけでよい。これこそがローデットフライの秀逸な点だ。さらにいうと、そのボリューム感と特別感から、比較的お高めの価格設定でもお客は十二分に満足していただけるのもありがたい。

 そして、このローデットフライにハマるのが、ラムウェストンの「ステルスフライ」だ。同社の「ステルスフライ」は一般的なポテトと異なり、ポテトスターチで独自にコーティングした衣を使用している。こうすることで時間が経っても冷めにくく、揚げたてのサクサクホクホク感が持続するのだ。それゆえ、ゆっくりと楽しむバルや居酒屋などで大好評を博しているのだが、この真価はローデットフライでも発揮される。コーティングのおかげで、ソースや料理の水分が浸透しづらく、ポテト本来の食感と料理との妙が楽しめるのだ。

 付加価値アップが見込めるローデットフライは、今後、日本でもますます広がること確実。ラムウェストンのフライドポテトを活用し、新しいタイプのメニューをぜひ打ち出していただきたい。

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