タイの最新動向
タイ国商務省外国貿易局は「タイランド・ライス・コンベンション2019」(TRC2019)を5月27~29日、タイ・バンコクで開催した。ブーンヤリット・カンラヤナミットタイ国商務省事務次官は開会式で「2017年のタイのコメ輸出は1167万tで過去最高を記録した。今後も世界でタイの存在感を示す」と強調した。また、28日には同省主催の「THAIFEX2019」がスタートし、コメ由来の美容商品、ビーガン対応食品などの高付加価値製品や、チェンマイを拠点に産地化が進むコーヒーや紅茶、日本企業が注目するバタフライピーなどが紹介された。これら農業の話題と巨大商業施設ICONSIAMの人気の食などタイの最新動向を5回に分けて報告する。(山田由紀子)
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タイの最新動向(5)バタフライピー 糖尿病薬研究も期待
総合 2019.07.19台湾でも人気が出て、日本ではAMAZONが複数メーカーの多彩なアイテムを取り扱う「バタフライピー」。日本緑茶センターや山眞産業をはじめ、飲料、製菓メーカーが食品展示会で紹介するスター商材だ。 タイ国政府通商代表事務所広島のパンニー・スワントゥピンタ…続きを読む
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タイの最新動向(4)コーヒーなど食の魅力を凝縮
総合 2019.07.17タイの最新トレンドを体感できる、ICONSIAM(アイコンサイアム)。2018年11月、チャオプラヤー川沿いのクローンサーン地区に開業したタイ最大級の複合施設で、レストランフロアは植物園と美術館を融合したかのような幻想的な空間に、海外の有名チェーン店…続きを読む
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タイの最新動向(3)THAIFEX2019開催 機能性など商品多彩
総合 2019.07.12東南アジア最大級の総合食品見本市「THAIFEXーWorld of food asia 2019」(THAIFEX2019)が5月28日~6月1日、バンコク郊外のIMPACTで開催された。2004年の初開催から今年で16回目。タイ国商務省外国貿易局(…続きを読む
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タイの最新動向(2)商品開発で輸出力向上へ
総合 2019.07.08世界の食事情は大きく二分される。絶対的な量が不足し、それを補うための施策が優先される国、少子高齢化の急速な進展があり、質が高く栄養のある食品を必要とする国である。日本、韓国、中国など食習慣の基本が米食で、高齢化対策が喫緊の課題となっている国では量より…続きを読む
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タイの最新動向(1)タイランド・ライス・コンベンション開催 コメ産業に存在感
総合 2019.07.05タイ国商務省外国貿易局は「タイランド・ライス・コンベンション2019」(TRC2019)を5月27~29日、タイ・バンコクで開催した。ブーンヤリット・カンラヤナミットタイ国商務省事務次官は開会式で「2017年のタイのコメ輸出は1167万tで過去最高を…続きを読む