寒天特集2025

水産乾物・塩蔵他 2025.07.30
寒天特集2025

 夏の需要期を迎えている寒天は、先進的な粉末寒天や伝統製法の角・細寒天など多様だが、原料の海藻供給は深刻な状況だ。特に韓国産テングサは壊滅的で、2025年1~5月の輸入量は前年比79.3%減の18t、価格も同率で上昇し「8割減・8割高」の緊急事態になった。モロッコ産で全体量は維持されているが、品質や性質の違いから代替が難しく、業界には不安が広がる。

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