加工わさび特集

調味 2019.11.21
加工わさび特集

 加工わさび市場は、家庭用が回復基調となり、業務用は海外メーカーとの競争激化が懸念される状況だ。共通して好調といえるのが、精肉類をターゲットとした「きざみわさび」類と海外への輸出。輸出は各メーカーが本格的な取組みを開始し、着実に売上げを伸ばしている。今後はエスビー食品が発売しているグルテンフリーのわさびのような、各国の需要に合致した商品設計が求められることとなる。家庭用では大容量タイプに新たな動きがあった。エスビー食品が昨年に二重構造容器を投入。ハウス食品は今年から4本分の量となる「大容量ねりスパイス」を発売。この分野はここ10年で4倍強の規模に成長し、一層の拡大が期待される。業務用は中国の加工メーカーが加工わさび製品を製造し、日本への進出を始めている。今後は海外メーカーとの競争も視野に入れざるを得ない状況となることが予想される。(高木義徳)