加工わさび特集:中部=金印 冷凍薬味6種展開 本わさび技術、新分野へ
2024.11.18中部地区では、わさびを中心とした香辛料を作り続けている創業95年の名古屋市の金印が、国内市場における存在感をより高めるべく、高付加価値の商品を市場に投入を続けている。 金印は家庭用市場では9月、「冷凍薬味」シリーズに新たに切れのある辛味と豊かな風味…続きを読む
加工わさび市場は家庭用、業務用ともにコロナ禍以降ようやく回復基調に入ったといえる。家庭用は金額ベースで前年比約2桁伸長し、数量ベースでも前年を上回った。業務用は首都圏を中心として国内需要が回復するとともに、輸出がけん引している。長い低迷期からようやく…続きを読む
国内トップのわさび生産量(水わさび、陸わさびの合計)を誇る長野県。最大産地、安曇野地域の「安曇野わさび」は加工わさび、わさび漬けはもちろん、調味料や菓子類などの高付加価値化フレーバーに数多く採用されるなど、高いブランド力で需要基盤を多方面に広げている…続きを読む
中部地区では創業95年、わさびを中心とした香辛料を作り続けている名古屋市の金印が高付加価値の商品を市場に投入することで、国内市場における存在感を高めている。23年9月には家庭市場向けの「国産冷凍薬味」シリーズをリニューアル発売した。同シリーズは「おろ…続きを読む
昨年1月に43歳の若さで社長に井口連氏が就任した。マル井は沢わさびの国内有数の産地である長野県安曇野市に本社を構え、今年で創業77周年を迎えた。近年不足が伝えられる本わさび原料の維持・拡大に取り組みながら、地域に密着した製品開発・販売で加工わさび業界…続きを読む
エスビー食品は「健康で幸せな暮らしへの挑戦」と「地球環境への貢献」を目指す取り組みとして山梨県道志村で約50年間放置されていたわさび田の復興と、同地での沢わさびの栽培試験を開始した。 近年、沢わさびは各産地で水温上昇や台風など天候要因に加え、生産者…続きを読む
加工わさび原料をめぐる環境は近年、中国産西洋わさびの原料価格上昇が各メーカーのコスト増に大きな影響を与えてきた。今年はある程度落ち着きが予想されるものの、国産沢わさび原料の不足が顕著になりつつある。特に生鮮需要に使用される沢わさびの芋の不足は深刻だ。…続きを読む
家庭用の加工わさび市場は金額ベースで前年比7.2%増、数量で同2.5%減となった。売上げは価格改定効果で回復基調となったが、数量ベースではまだ伸び悩んでいるといった状況だ。昨年まで家庭用市場はコロナ禍における家庭内食化の反動に加え、確証はないものの若年…続きを読む
加工わさびの業務用市場は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いが5類へ移行したことに加え、観光地などでインバウンド需要が増加したことで明らかな回復基調に入った。市場の動きの活発化に加え、原材料高や人件費、輸送費などさまざまなコスト増に対応した価格…続きを読む
加工わさび市場は業務用の回復基調が鮮明になったことに加え、家庭用市場も価格改定効果などで金額ベースは拡大に転じた。原料動向は中国産西洋わさびがこれまでの高騰から落ち着きを取り戻した。一方で、国産の沢わさびは産地における水温上昇や台風などの影響で、近年…続きを読む