食肉・食肉加工品特集
食肉加工品業界を取り巻く環境は厳しく、量販店においては定番商品中心の展開が続いており、新商品の導入が難しくなっている。ハム・ソーセージについては、既存主力商品のシェア争いが激しく、単価が下げ止まり傾向となっている。
また、物流コスト・人件費増などの経費負担が大きくなり、収益性が悪化している。その一方で、簡便ニーズが高まる中、ハンバーグや惣菜類などの調理加工品は、伸長傾向にある。
18年は前年同様その他ハムに分類されるサラダチキンの大幅伸長により、ロースハムの落ち込み分をカバーし、18年(1~12月)の生産数量は前年比80t増の55万4342tとわずかに前年を上回った。PB商品は若干縮小傾向となったが、差別化商品として、小売側からの要請が高まっている、留め型商品の開発強化がさらに進んだ。
19年上期はベーコン類が微増となっているが、主力のハム類・ソーセージ類が、前年割れとなっており、下期も苦戦が続きそうだ。現状、弁当・即食・簡便商品としてのハム・ソーセージの需要は底堅いが、大幅な伸長は望みがたく、新商品については、伸長カテゴリーである調理加工品を中心に開発を進めており、メーカー各社は調理加工品のラインアップ拡大を図る方針を打ち出している。(廣瀬嘉一)
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◆食肉・食肉加工品特集:ハムソー苦戦 調理加工品は伸長傾向
ハム・ソーセージ 特集 2019.09.25食肉加工品業界を取り巻く環境は厳しく、量販店においては定番商品中心の展開が続いており、新商品の導入が難しくなっている。ハム・ソーセージについては、既存主力商品のシェア争いが激しく、単価が下げ止まり傾向となっている。 また、物流コスト・人件費増などの経費…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:有力メーカー秋冬新商品
ハム・ソーセージ 特集 2019.09.25本格需要期を迎えるに当たり、各社は順次、秋冬の新商品を市場に投入している。小売各社は、各メーカーの主力商品およびPB商品を中心に価格訴求を強めた展開を続けているが、健康・簡便志向にあわせた付加価値商品やおつまみ商材の強化も進めている。今秋冬の新商品に…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:日本ハム レンジ対応品強化「シャウエッセン」
ハム・ソーセージ 特集 2019.09.25日本ハムは、あらびきウインナーソーセージのトップブランド「シャウエッセン」の発売35年目の第2弾記念商品として、秋冬向け新テイスト「シャウエッセン チェダ&カマンベール」(102g/102g×2束、税別278円/556円)、「オードブルチーズローフ」…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:丸大食品 専門店の味家庭で「火鍋の素」
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食肉・食肉加工品特集:カナダポーク・インターナショナル 輸入量、8年連続伸長
ハム・ソーセージ 特集 2019.09.2518年のカナダポーク輸入量は、前年比2.7%増の22万1405tで、8年連続伸長した。うちチルドは6.1%増の18万4839tと過去最高を記録。現地での新工場立ち上げや、日本向けチルドの取組みが新たにスタートするなど、まだまだ市場拡大の余地はありそう…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:伊藤ハム 揃えた適量サイズ「おかずプラス」
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