ニチレイ、食品事業会社を統合 長期成長つなげる機能再編

大櫛顕也社長

大櫛顕也社長

 ニチレイは26年4月1日にグループの食品事業を統合する。加工食品事業会社のニチレイフーズを母体とし、水産・畜産事業会社のニチレイフレッシュを吸収。両社でそれぞれ現地調達や販売を実施していた北米の子会社の再編を皮切りに、機能を見直していく。大櫛顕也社長は5日の決算会見で「食品事業の強い部分を集中させ、次の成長につなげるポジティブな再編」と語り、資本効率や収益性の向上を加速させていく方針を示した。
 同社グループは長期経営目標「2030年の姿」を掲げ、目

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介