話題の店WATCH:うなぎおむすび専門店 必ず喜ばれる手土産

2025.02.03 552号 08面
歓喜の一口鰻おむすび黒 3,800円(税込み) 濃いめのタレと山椒で調味したおむすびにうなぎをのせた一品

歓喜の一口鰻おむすび黒 3,800円(税込み) 濃いめのタレと山椒で調味したおむすびにうなぎをのせた一品

歓喜の一口鰻おむすび白 3,800円(税込み) 酢飯のおむすびにうなぎをのせた一品

歓喜の一口鰻おむすび白 3,800円(税込み) 酢飯のおむすびにうなぎをのせた一品

 ◇うなぎがアツイ! 新タイプの業態拡大中

 差し入れ、手土産用の商品は数多くあるが、うなぎはズバ抜けて特別感があり、(うなぎ嫌い以外は)確実に喜ばれる手土産のトップクラスだろう。1月にオープンした「鰻次郎(まんじろう)神楽坂」は、ちょっと珍しいうなぎおむすびのテイクアウト店。同店はうな重、うなぎ蒲焼き、うなしゃぶなどを提供するうなぎ料理店を大阪・泉大津で展開している。吉田和敏代表取締役は大阪の中央卸売市場で長年にわたってうなぎをさばき、焼いていた経歴を持ち、一見すると単なる“変わりおむすび”といったイメージだが、その完成度は間違いない。

 同店のうなぎは蒸さずに生のまま焼き上げる関西地焼きにこだわっており、パリッとした食感と香ばしい風味が特徴的だ。職人がセントラルキッチンで焼いたうなぎをご飯約60gと合わせ、小ぶりの上品な一口おむすびに仕上げている。おむすびは、タレと山椒で調味した白飯を合わせた「黒」と、酢飯を合わせた「白」の2種類があり、それぞれのご飯に合わせて味が引き立つよう、うなぎの切り方も変えているという。

 9個入りと4個入り(2000円)があり、9個入りはうなぎ1尾を使用。自分へのご褒美や、大切なシーンの手土産などに最適で、「うなぎ×テイクアウト」の新しい潮流に発展しそうだ。

 ●店舗情報

 鰻次郎 神楽坂

 経営=東京鰻次郎/店舗所在地=東京都新宿区西五軒町11-6/営業時間=11時~20時。不定休

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