大阪・JR弁天町駅構内に設置されたスパイスキューブの植物工場「Farmarium」
6月10~14日に東京ビッグサイトで開催された世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」では、オープンイノベーションを推進するため今年も「スタートアップゾーン」が設けられた。30社の出展のうち半数以上がAI、IT、IoT関連の技術を活用し、検査・生産管理や持続可能な資源循環、作業支援テクノロジー、陸上養殖、室内農業など、食の可能性を広げる最先端技術を披露した。ここでは会期中、注目を集めたいくつかの企業の先端技術を紹介する。(涌井実)