生乳、上方修正も2年ぶり減産 牛乳は値上げ影響注視 Jミルク
Jミルクは1日、2025年度の生乳および牛乳乳製品の需給見通しを発表した。通期の生乳生産量は前回5月発表時から上方修正したが、2年ぶり減産の見込み。下期は乳量の回復が予想されているが、懸念は8月からの牛乳類の価格改定だ。近年は高温が生産・消費に与える影響も変化が続いており、引き続き底堅い需要の確保へ業界一体となった取り組みが重要だ。
25年度の生乳生産量は、北海道は2年連続の増産となる428万4000t(前年比0.5%増)、都府県は4年連続の減産と