変わる消費・購買行動:国内PBF “おいしさ消費”広がる 環境・健康重視から変化

ニュース 総合 2025.09.24 13003号 01面
外食分野を中心においしさ訴求が広がるPBFメニュー。リピート・定番化にもつながりそうだ(リーガロイヤルホテル京都のヴィーガンコース「Terravenir」)

外食分野を中心においしさ訴求が広がるPBFメニュー。リピート・定番化にもつながりそうだ(リーガロイヤルホテル京都のヴィーガンコース「Terravenir」)

 動物性食品の特徴を植物由来で再現するプラントベースフード(PBF)で、従来の環境性(サステナブル性)や健康感に代わり、植物由来ならではの「おいしさ」を評価する消費形態が広がりつつある。おいしさに機能する油化・たんぱく・発酵など各技術の大幅進歩によるもので、外食分野を中心に最終市場の評価も高い。PBFの規模拡大のネックだった、おいしさによるリピート・定番化にもつながりそうだ。
 PBFの最大意義は間違いなく食糧・人口問題を解決する環境性にあるが、国内実

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