関西版:多田フィロソフィ、海藻のうまみ凝縮「淡路島の藻塩」が評判
04年1月に発売して以来、凝縮した海藻のうまみ成分が、シェフや惣菜企業のメニュー開発者などから絶賛されている塩がある。(株)多田フィロソフィ(兵庫県南あわじ市、電話0799・42・2231)の「淡路島の藻塩」がそれで、売上高前年比300~400%と毎月飛躍的に伸びている。
藻塩は日本最古の製塩法「藻塩焼き」を、現代的な衛生管理で再現して製造したもの。海藻(ホンダワラ)を高温で焼き、鳴門海峡の渦が巻く引き締まった海水からミネラル分を抽出し、海藻と海水の成分を濃縮したまろやかな味わいが特徴。
現在、同社藻塩の売上高は首都圏が60%を占めているが、阪神間の量販店でもサンプル試食では1週間480個の売上げ実績があり(平均1日8個の売上げのところ)、一般客にも好評。この春からは新商品の小びんサイズについて、大手SM豆腐売場のケース内陳列でクロスMDが全店採用となるなど、スーパー各店からの引き合いも増えている。
また、まろやかでうまみのある塩は、展示会で試食したホテルシェフや老舗料亭の料理人から「取り扱いたい」と直接電話で問い合わせが入るほど評判だ。
▽「美味 淡路島の藻塩」(120g=420円、200g箱=1050円、業務用1キログラム、5キログラム、20キログラム)▽「淡路島の藻塩」塩分60%カット(175g=609円、200g箱=1050円、業務用1キログラム、5キログラム、20キログラム)