数字で読み解くフードサービストレンド:2025年ラーメン・ギョウザ店の客単価が初めて1000円超え
●客数は4年ぶり減少に転じる
サカーナ・ジャパン(エヌピーディー・ジャパンより社名変更)が提供する、外食・中食市場情報サービス『CREST』によるとラーメン・ギョウザ店の一人当たり平均客単価は、2025年に1005円(税込み)となりました。これは調査開始した2014年以降最高値で、初めて1000円を超えました。同業態の食機会数(客数)は3年連続で増加してきましたが、2025年に4年ぶりに減少に転じました。
ラーメン店では、長時間スープを煮込むための光熱費がかさんだり、小麦・豚肉・卵・油・コメなどの主要原材料の高騰が収益を圧迫しています。ラーメン1杯の価格が4ケタになると客足が遠のく「1000円の壁」が業界では長年意識され、値上げを3ケタギリギリにまで抑えてきた背景が今まではありました。しかし、ここ最近の原材料等の高騰による値上げで、ついに客単価は4ケタに乗りました。ラーメンはインバウンド客にも人気のメニューです。立地によってはインバウンド客で潤う店舗もありますが、それ以外の店舗においても、高単価でも、高付加価値を訴求できるメニューで顧客の支持を得られるかが重要な時代になりました。
(サカーナ・ジャパン 矢部忠継)














