アパレルに学ぶ盛り付けのヒント:新たな販路は“本屋” ハンカチやバッグの売場を変える

2026.09.07 571号 11面
『地球の歩き方』×「47ジャパン・リディスカバリー」(川辺)

『地球の歩き方』×「47ジャパン・リディスカバリー」(川辺)

本と一緒にファッショングッズを買う–服飾雑貨メーカーが本屋を販路にしようと、開拓に乗り出しています。施策で目立つのが、旅行ガイド誌との協業です。もともと百貨店の1階を主戦場としてきた服飾雑貨メーカーにとって、新たな核となる売場の確保が重点課題となっているためです。

スカーフやストールなど洋品大手の川辺(東京)は今秋冬から、旅行ガイドブック『地球の歩き方』と協業します。オリジナルブランドは「47ジャパン・リディスカバリー」。都道府県各地の特産品や伝統文化をイラストにした大判ハンカチ(2000円・税抜き、以下同)や刺繍バッグ(5800円)を企画しました。『地球の歩き方』は日本のガイドブックとして発行を強化中で、国内版の累計販売数は120万部超。観光案内だけでなく、地域の魅力や歴史を再発見できる「旅辞典」の要素が好調の理由のため、洋品雑貨との親和性も高そうです。

ハンカチ大手のブルーミング中西(東京)も、旅行情報誌『ことりっぷ』と協業しています。「ガバッと開いて中身が見やすい。細かい収納にもこだわりました」「タテにしてスマホポーチ、ヨコにして少しのおでかけに」など、ことりっぷ編集部のおすすめコメントの下げ札を付けました。ショルダーバッグ(3800円)やトートバッグ(5200円)、ポーチなどで、旅する大人の女性に寄り添っています。

(繊研新聞社 取締役編集局長 若狭純子)

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