アパレルに学ぶ盛り付けのヒント:“即着”だけでは満たせない 「エモーション」…
2025.11.03
ここ最近、繊維・ファッションビジネス業界では、気候対策が大きな課題であるとお話ししてきました。従来の四季を基本とした物作り・販売ではなく、“即着”需要に応える仕組みが必要になったためです。夏場がどんどん長くなり、“五季”“暑秋”などの言葉も通用し始め…続きを読む
●最先端の繊維技術をおしゃれに 梅雨を感じる間もなく真夏のような日本列島。以前から熱中症のリスクが各所で言われてきましたが、6月1日には労働安全衛生規則が改正され、企業にも対策が義務づけられました。しかも、罰則付きです。繊維・ファッションビジネス業…続きを読む
●薄い生地にプラスアルファの機能性 天候不順は、繊維・ファッション業界の悩みの種。昨年は暑すぎて秋物が売れず、今年に入ってからは低気温が続いて春物が動きませんでした。日本人にとっては、当たり前のはずの四季ではなく、“五季”になったのではないかと言わ…続きを読む
人気の続いた“ガーリー・テイスト”が今春、少し落ち着きを見せてきました。この寄稿でも、リボンやフリル付きの女の子っぽいアイテムの勢いをご紹介してきましたが、ヤングレディース市場で「甘すぎるコーディネートの反応がよくない」という声が聞かれ始めました。2…続きを読む
●小ぶりで、かわいくおしゃれに ピクニックや散歩のための身近なアウトドア用品が増えています。小ぶりでかわいらしいデザインが喜ばれる傾向です。テントをはじめとする本格的なアウトドア用品の販売はここ数年、前年実績を下回っていますが、日帰りのレジャー用品…続きを読む
“推し活”で手芸用品が好調--推し活とは、芸能人やアニメのキャラクターを応援する活動。2021年には流行語大賞にノミネートされており、言葉としてすっかり定着したようです。この熱狂的な消費行動を需要として狙い、うまくとらえているのが手芸・クラフト分野で…続きを読む
クリスマスにファッションジュエリーを贈る--そんな風に思うのは、少数派になってきたようです。昨年のクリスマスのファッションジュエリーの売上高は、多くのブランドで前年並みから前年比5%増程度にとどまりました。しばらく原料高が続いた結果、値上げも相次いだ…続きを読む
繊研新聞社では毎年、12月に秋冬のヒット商品のランキングを掲載しています。2024年は気温がなかなか下がらず、重衣料の動きが鈍い中で、レディース市場で人気の一番は、「シャツ、ブラウス」でした。不安定な気候が続き、シーズンをまたいで着回せる安心感がカギ…続きを読む
ベビーカーやランドセルといえば、汚れが目立たないことが優先--そんな常識が消え去り、若い育児世代の間で“白”が人気になっています。背景には、ファッショントレンドだけでなく、「子どもが好きなものを選ばせたい」という価値観の変化がありそうです。 伊勢丹…続きを読む
●ようやくニットの季節に 10月と言えば、通常なら冬の訪れも感じ始める頃。ファッション業界も従来なら冬のコートなどアウターの投入に力の入る時期ですが、今年はずいぶんと様子が違いました。 レディースファッション専門店の10月の主役は、ニットでした。…続きを読む