アパレルに学ぶ盛り付けのヒント:初秋から“暑秋”対策にシフト
2025.07.07
●薄い生地にプラスアルファの機能性 天候不順は、繊維・ファッション業界の悩みの種。昨年は暑すぎて秋物が売れず、今年に入ってからは低気温が続いて春物が動きませんでした。日本人にとっては、当たり前のはずの四季ではなく、“五季”になったのではないかと言わ…続きを読む
“推し活”で手芸用品が好調--推し活とは、芸能人やアニメのキャラクターを応援する活動。2021年には流行語大賞にノミネートされており、言葉としてすっかり定着したようです。この熱狂的な消費行動を需要として狙い、うまくとらえているのが手芸・クラフト分野で…続きを読む
クリスマスにファッションジュエリーを贈る--そんな風に思うのは、少数派になってきたようです。昨年のクリスマスのファッションジュエリーの売上高は、多くのブランドで前年並みから前年比5%増程度にとどまりました。しばらく原料高が続いた結果、値上げも相次いだ…続きを読む
繊研新聞社では毎年、12月に秋冬のヒット商品のランキングを掲載しています。2024年は気温がなかなか下がらず、重衣料の動きが鈍い中で、レディース市場で人気の一番は、「シャツ、ブラウス」でした。不安定な気候が続き、シーズンをまたいで着回せる安心感がカギ…続きを読む
ベビーカーやランドセルといえば、汚れが目立たないことが優先--そんな常識が消え去り、若い育児世代の間で“白”が人気になっています。背景には、ファッショントレンドだけでなく、「子どもが好きなものを選ばせたい」という価値観の変化がありそうです。 伊勢丹…続きを読む
●ようやくニットの季節に 10月と言えば、通常なら冬の訪れも感じ始める頃。ファッション業界も従来なら冬のコートなどアウターの投入に力の入る時期ですが、今年はずいぶんと様子が違いました。 レディースファッション専門店の10月の主役は、ニットでした。…続きを読む
●異素材の組み合わせが多彩に 猛暑が続くなかでも、ファッションの秋物は8月には店頭に並び始めます。前回、“バレエコア”のトレンドで紹介したように、透明感や光沢のある素材が人気ですが、そこにベロアを組み合わせる傾向が出てきました。 ベロアは英語のv…続きを読む
●タイトなシルエットに光沢と透明感 今春夏のレディースファッションで、目立ったのが“バレエコア”。韓国発のトレンドで、バレリーナの衣装のように体の線を強調するタイトなシルエットが特徴です。若い世代が、さらにガーリーなディテールを取り入れて着ていまし…続きを読む
●“和”の要素を取り入れた企画が増える 飲食店でも着用される接客向けの女性用ユニフォームでは、2024~25年秋冬に向けて、日本らしい“和”を感じさせる新商品が増えています。訪日外国人が増えていることが背景にあるようです。 ハネクトーン早川の「カ…続きを読む
●素材高騰も価値があれば購入 ファッションジュエリーの2024年春夏(1~6月)が好調です。売上高は多くのブランドが既存店で前年同期を超えました。訪日外国人の増加で都市部では客数が増え、定番的な18金やアイコンジュエリーが動き、季節感のある新作もヒ…続きを読む