ワケありの盛り付け:ありそうでなかった!名物メニュー 4代でつなぐ創業の味

2026.09.07 571号 10面
見た目もボリューム満点

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同店は創業約60年。ルーツは、店主の耿(かん)達史さんの祖母、李氏(りし)さんが営業していた中国料理店が発祥だ。40年ほど前に達史さんの父・政〓(まさお)さんが店名を「MARBO飯店」にして味を引き継ぎ、達史さんが受け継いだという歴史がある。

同店の中華丼は卵でとじているのが特徴。「祖母が、『日本人は卵でとじるのが好きだから』と考案したもので評判になりました。以来、ずっと味を再現して提供しています」と耿店主。鶏がらベースに醤油や砂糖などで味付けし、あえてごま油は入れずにシンプルであっさりした味に仕上げているのがこだわりだ。

そこに豚カツをのせた「かつ中華丼」は、35年ほど前に父・政〓(まさお)さんの発想で生まれたメニュー。豚カツは、豚肩ロースを薄めにカットし、バッター液と生パン粉を付けて大豆油で揚げる。ソースはかけず、クリスピーな衣と中華丼とのマッチングを楽しみながら食べられる商品だ。

ありそうでない、ボリューム感ある同メニューは、今や同店の名物として定着。ランチタイムには、スープや小鉢、サラダなどを付けた「かつ中華丼定食」を単品と同価格で提供しており、このメニュー目当てに来店する客も多いとか。

店では、店主の息子・凛汰郎さんも働いており、4代でつないできた今後も大切にしたい味となっている。

●店舗情報

「MARBO(マーボー)飯店」

所在地=神戸市中央区筒井町3-7-7

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