外食最前線:料理とのペアリングを楽しむ ノンアルコールの新しい文化
ブルーベリー、カシス、クランベリーにドライライムを浮かべた「ローズ・シトラス」と「本マグロのヌードル~ソイジンジャービネグレット」のペアリング。鼻を通るドライライムの香りが料理をいっそう引き立ててくれる
●「Zero Proof」×料理のペアリング提案
しゃぶしゃぶ・すき焼き店「MO-MO-PARADISE」や「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」、シュラスコ専門店「バルバッコア」など複数のレストランブランドを展開するワンダーテーブルでは“アルコールに頼らないドリンク戦略”として、ノンアルコールドリンク「Zero Proof(ゼロプルーフ)」の提案を本格化している。ゼロプルーフは、単なるソフトドリンクや甘いタイプが多いモクテルとも異なり、フルーツやハーブ、スパイス、ボタニカルなどを組み合わせた深い味わいの大人向けノンアルコールドリンクだ。「料理と一緒に飲んでおいしいこと」を重視して開発されており、お酒と同様に料理とのペアリングを楽しめる新しいドリンクの選択肢というわけだ。
一般的なソフトドリンクは1杯の注文にとどまりやすい傾向があるが、ゼロプルーフは「料理と一緒にもう1杯飲みたい」と思わせる食中ドリンクを目指している。
モダンフレンチ「ジャン・ジョルジュ トウキョウ」では、“料理と楽しめる一杯”としてゼロプルーフを25種揃えている。中里剛宜支配人によると、
「ゼロプルーフと料理のペアリングは、例えばスーッとした風味など同じテイストのペアである“同調”、スイカと塩のような対極にある味わいペアの“対比”、そして互いに味を補い合う“補完”の3パターンがある」という。また、料理とのペアリングだけでなく、一般のカクテルと同様、BARタイムにゼロプルーフのみをゆっくりと味わう、という楽しみ方もある。
今、敢えてアルコールを飲まない選択をするソバキュリアンが増えているが、ゼロプルーフという新しい選択肢を定着させることで、「飲まない人でもドリンクと食事を一緒に楽しむことができる文化を育てていきたい」と、中里支配人は話す。同社はゼロプルーフの拡大で、ノンアルコールドリンクの売上比率を現状の約20%から30%へ引き上げることを目指している。
●店舗情報
「ジャン・ジョルジュ トウキョウ」
所在地=東京都港区六本木6-12-4 六本木ヒルズけやき坂通り1階















