食品ニューテクノロジー研究会講演:京料理 木乃婦・若主人(ソムリエ) 高橋拓児氏

統計・分析 総合 2014.10.27 11088号 08面
“美味しさ”=美しさを伴う味を料理で表現する

“美味しさ”=美しさを伴う味を料理で表現する

 ●「“だし”の官能検査からの表現・分析」京料理木乃婦(きのぶ)若主人(ソムリエ)・高橋拓児氏 「『和食』のおいしさを探る」テーマに  おいしいとは言葉通り、単にうまいではなく、美しさを伴う味の形容詞と示されている。つまり、何の言葉も持たず、「これは旨(うま)いとしか言いようが無い」という人間の本能から呼び起こされる脳刺激ではなく、美しいと感じる文化性を伴う「美味しさ」、さらにいうなら品格を伴う美的・芸術的な脳刺激であると言える

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