食品ニューテクノロジー研究会講演:農業・食品産業技術総合研究機構・山本和貴氏

高圧加工によるアサリの開脱殻、殻が開いて剥き身が取れる

高圧加工によるアサリの開脱殻、殻が開いて剥き身が取れる

高圧加工食品(種類、高圧加工の目的、効果)

高圧加工食品(種類、高圧加工の目的、効果)

高圧加工果実コンポート。特許実施許諾により、ナシ(1、2)、菓子(3~6)、ワッサー(7)、桃(8)、リンゴ(9)、外装(10)、カキ(11~13)、菓子(14)を試験販売(一部は継続販売)

高圧加工果実コンポート。特許実施許諾により、ナシ(1、2)、菓子(3~6)、ワッサー(7)、桃(8)、リンゴ(9)、外装(10)、カキ(11~13)、菓子(14)を試験販売(一部は継続販売)

 ●「世界での食品加圧加工技術の現状と今後の展開」農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門食品加工・素材研究領域・山本和貴氏
 食品高圧加工では、加熱することなく殺菌ができる。そのため、製造時のエネルギー消費が少ない上に食品成分の損耗を最小化しつつ、殺菌、変性、抽出、液体含浸、開脱殻などできる特徴がある。ジャムなどの製造技術として日本で1990年に始まり、その後、国内では無菌包装米飯での液体含浸、貝類(カキ、アサリ)の開脱殻、エキス抽出、肉加工品・

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