片栗粉市場の動向、消費増へ期待
片栗粉はこの一年間、安定した消費量を保っている。今年は全国片栗粉組合連合会が結成され、業界は意思統一に向け、大きく一歩前進した。数年前から始まった片栗粉の末端価格下落は、ようやく下げ止まりを見せ始めた。主原料の本年産道産馬鈴薯の作柄も、冷夏の影響を受けることなく良好で、収穫量は作付面積の減少により前年比で減少と予想されているが、関係者は「豊作型に終わり、原料面での心配は無いだろう」との見方を示している。(板橋、関連記事8~9面)
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