中埜酢店、酒類卸部門を独立 12月新会社で事業開始
(株)中埜酢店(本社=愛知県半田市、0569・24・5087)は、酒類の卸売事業部門を独立させ、12月をメドに新会社として事業を開始する。新会社の代表取締役には伊藤頴悟常務理事が就任。社名、事業計画は10月末までに確定する。卸売事業部門は酒類・食品で年間六七〇億円を取扱い、中埜酢店の売上げの四割を占める主力部門。酒類卸売業界は低価格化、ディスカウントストア(DS)の増加、規制緩和など大きな変革期を迎えている。独立事業体にすることでビジネスチャンスを広げ、事業拡大に弾みをつける