山星屋、カネマルと提携、菓子流通に再編の大波、業態卸へボーダレス時代
菓子流通業界は大きな再編の波に洗われている。先に㈱菱食が経営破綻で行き詰まった旧橘高グループの中四国橘高(新会社‐㈱リョーカ)に資本参加、またキクヤの営業権を取得して合弁による新会社「㈱東京リョーカ」を設立して、菓子流通の健全化に乗出したが(既報)、今度は㈱山星屋が㈱カネマル(本社‐函館市)をグループ傘下に収め、初の北海道進出を果たすことになった。今後ますます大手卸による系列化が進展する一方、卸売企業が業種卸から業態卸へ転身する方向から、異業種卸のボーダレス時代がやってきたと