波動を高める生活学:大根

2002.11.10 87号 15面

大根ほど日本人に親しまれている野菜はないのではないか。生産量はダントツの一位。外国に住む日本人が最も食べたくなる野菜だとも聞く。使い方は煮物・おろし・漬物・サラダ…とさまざま。ただし、大根がどれほど身体に良いかあまり知られていないのではないか。そこで、人気ナンバーワン野菜「大根」の健康効果を知って、その地位を不動のものにしたい。

大根にはジアスターゼなどの消化酵素が多く含まれ、食物の消化活動を助けてくれるので、胸やけ・胃酸過多・胃もたれなどに有効で、二日酔いにも良い。また、意外と多いのが食物繊維。一〇〇グラム当たりの含有量は一・四グラム(五訂食品成分表より)、おでんの大根一個一五〇グラム程度でレタス丸ごと一個分の食物繊維に匹敵する。さらに、ビタミンCも多いので、皮膚をきれいにしたり、体内で過酸化脂質を生成したり、細胞を傷つける活性酸素から身を守る。また、民間療法として昔から、せきや喉の痛みなどに大根おろしが使われる。これらの事実は波動測定で証明されている。

なお、大根おろしは皮付きのまま、食べる直前におろすこと。理由としてはビタミンCが中心部よりも皮の部分に多いため。そして、おろしてから五分でビタミンCが一〇%も失われるためだ。

さらに注目したいのは、大根の葉の部分だ。根よりも多くのビタミンCが含まれており、根にはないビタミンAも豊富だ。さらに、各種ビタミン、ミネラルも含有されており、波動測定値も優秀だ。スーパーマーケットではなかなか葉付きの大根にお目にかかれないかもしれないが、葉は捨てずに味噌汁の具などに活用しよう。

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