波動を高める生活学:キャベツ

2002.03.10 79号 15面

キャベツは一年中出回っており、実に頻繁に使われる食材である。そのため、旬がいつなのか分かりづらい。実際は、栽培地域の気候によって、春まき・夏まき・秋まきと大別されているそうである。

キャベツにはビタミンAやビタミンCがかなり含まれるが、特筆すべきはビタミンUであろう。抗潰瘍ビタミンとも呼ばれ、胃や十二指腸の傷ついた粘膜を修復してくれる。そして、春先に出回る柔らかい春キャベツは、特にこの効果が優れているらしい。

測定結果を表に示す。測定には国産の春キャベツと、惣菜売り場で買い求めたパックのトリ唐揚を使用した。春キャベツ単体では、「胃潰瘍」の+13を筆頭に、高い数値となった。一方、トリ唐揚はその性質上、どうしても数値は低くなりがちである。しかし、キャベツと同時に測定すると、トリ唐揚のマイナス効果を見事に補っているのが分かる。

この測定結果は、実生活でもそのまま同じような傾向になると考えて差し支えないであろう。トリ唐揚に限らず、肉や油分の多い食品には、胃や腸への負担がつきまとう。キャベツを一緒に食べることにより、その負担が大幅に軽減されるのである。

とんかつや串かつの店では、サービスの一環で、付け合わせのキャベツを「お代わり自由」にしている所をちょくちょく見かける。波動研究者の視点から見て、大変理に叶っていると思う。

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