カエル先生のかんたんストレッチ:「脂肪バイバイの秘策」

1997.11.10 26号 7面

いつのまにか涼しくなってしまいました。寒いくらいの日があります。寒いと人間の身体は脂肪をためようとします。冬は腹八分目、適度な運動を気をひきしめて行ってください。さて、適度な運動といっても十人十色、さまざまですが、脂肪をため込まないためにはどれくらいの運動が必要なのでしょうか。そこで“脂肪バイバイ”のためのルールをご紹介します。

“脂肪バイバイ”のルール

(1)運動を二○~三○分以上続ける

二○~三○分でようやく筋温が上がり脂肪が燃えはじめるのです。できればそこから一〇分でも多くやってあげればさらに効果がアップしますよ。

(2)その場合、人と話ができるくらいの強度で

ダッシュしたりなど、強い強度で運動すれば、カロリー消費量は高いですが、この手の運動中のエネルギー源は脂肪ではありません。脂肪をエネルギー源として運動するには少し低い強度で(長い時間…(1)参照)行ってください。

(3)これを週二~三回行う

(4)食事は腹八分目

盛り付けてある料理を八対二に分けます。食事の前に二は目の前から片付けましょう。

よく“一万歩あるく”といいますが、だいたい一万歩一時間かかります。分かりやすく“一万歩”というものの、大切なのは、一時間(長い時間)動き続けることです。

いくつかエクササイズ例をご紹介すると…歩く、走る、泳ぐ、エアロビクスetc。えーっ、これを三○分以上! そんなに泳げないし、走れないし…。なんて思っている方、ご心配無用。疲れたり、ハードだと感じたら運動の強度を下げてください。そしてまた心臓や筋肉が落ち着いたら、少しがんばる。これを繰り返せばOKです。

たとえば二五㍍泳いで二五㍍水中ウオーキング。これを繰り返す。または最初に二○分水中ウオーキング、ジョギングを終え、残り五~一○分ゆっくり泳ぐ。自分のペースでやってみよう!

(スポーツインストラクター・高杉節子)

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