新ワカメで作るワカメメニュー 「ワカメのギョーザ鍋」

1997.02.10 17号 10面

ワカメはアルカリ性食品で、カルシウム、鉄などの特に女性に不足しがちな栄養素が豊富に含まれる。さらにダイエット食としても重宝されるノンカロリーのヘルシーフーズだ。なかでもアルギン酸はコレステロールの低下作用、便秘防止の働きをし、ラミニンという特殊な物質は血圧を下げる働きをする。「若芽」「若女」「若目」などにも通じることから若返りの薬とされてきたのもうなずける。

=材 料(4人分)=

水でもどしたワカメ‐

‐150g

鶏ひき肉‐‐200g

おろししょうが‐‐大(a) 1

刻み長ネギ‐‐1/2本

塩、胡椒‐‐少々

酒‐‐大1

卵‐‐1個

片栗粉‐‐大1

・ギョーザの皮‐‐20枚

・ニラ‐‐1束

・ニンジン‐‐1/2本

・ハクサイ‐‐1/4個

・長ネギ‐‐1本

・えのき茸‐‐1袋

・椎茸‐‐4個

・豆もやし‐‐1袋

・だし汁‐‐適量

=作 り 方=

(1)(a)の材料を混ぜ合わせギョーザの皮で包みゆでる。

(2)ニラ、ニンジン、ハクサイ、長ネギを各々4センチメートルに切りそろえる。

(3)だし汁を土鍋に適量入れ、各々の材料を入れる。

(4)一煮立ちしたらポン酢などお好みのタレで頂く。

現代の食生活はますます欧米化が進んでいる。成人病世代にとってコレステロール値は気になるもの。コレステロールの害を気にするあまり肉や魚を控える人も増えつつあるが、しかし肉や魚も大切な栄養源だ。

そこで朗報。

コレステロールの含有量の多い卵黄や霜ふり牛肉を食べた時でも、ワカメを同時に食べれば吸収されるコレステロール値は七〇~八〇%に抑えられるというのだ。

ワカメはみそ汁の具、酢のものとしての食し方はもちろんのこと、野菜炒めの材料に、刺身のツマ、肉料理の付け合わせとしてどんな料理にもよく合う。いつもの家庭料理、肉や魚の分量を少し減らして代わりにワカメを利用するのも一案。お腹の中でふくれるので満腹感も得られる。

少量でも毎日食べたい素材だ。

肉の脂身をはずす、脂肪の多いところは避けるといった工夫のうえに、さらに食べ合わせを考え、健康的でおいしい食卓を目指したい。

「芽かぶ」がガン予防に効果あり、と話題になっている。その発信はハワイ州立大学教授・医学博士の古澤英一氏。マウス実験を初め数々の実験の結果、ガン治療において延命率が上昇したというのだ。さらに抗ガン剤との併用も問題なく、化学療法による副作用をも和らげる作用があるという。

芽かぶはワカメの根近くにできる厚いひだ状のもので、ワカメの胞子体部分だ。ミネラル、ビタミンをはじめ栄養素の含有量はワカメの葉っぱ(葉状体)よりも豊富。発ガン物質にかこまれて生活する現代人にはまさに注目株の食品だ。

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