焼肉特集2016 サイドメニュー特集:焼肉凱旋門 武石IC店「石焼チーズリゾット」

2016.01.04 442号 04面
「石焼チーズリゾット」842円(税込み)具材はコマツナとシメジ、卵のみ。濃厚な味わいなのでご飯の量を少なめにして、その分価格を抑えてお値打ち感を訴求する

「石焼チーズリゾット」842円(税込み)具材はコマツナとシメジ、卵のみ。濃厚な味わいなのでご飯の量を少なめにして、その分価格を抑えてお値打ち感を訴求する

 ●クセになる辛味とコク スタッフにも愛される味

 千葉県内に3店を展開する「焼肉 凱旋門」は、旗艦ブランドの「焼肉ファミリーレストラン 赤門」の上位ブランドとして、黒毛和牛を看板にした高級志向の店として接待やハレの日ニーズを獲得する。

 同店自慢のサイドメニューが「石焼チーズリゾット」。パンチのある自家製の辛味噌を溶いた鶏がらベースのスープに、たっぷりと入れたチーズと生卵のまろやかなコクが加わったクセになる味わいの一品だ。

 同品を開発したのは5年ほど前。親交の深い埼玉の焼肉店で提供して好評だという話を聞き、期間限定メニューとして導入したところ女性客を中心に高い支持を受け、1年後にはグランドメニューとして採用した。

 「スタッフにも好評で、まかないとして食べる人が多かった。『定番化してほしい』と直訴してくるアルバイトがいたほどです」と増田拓也店長は語る。

 おいしさの決め手はゴーダチーズとチェダーチーズの2種類のチーズ。当初はゴーダチーズのみだったが、定番化にあたってよりチーズの存在感が際立つようチェダーチーズを加えることにした。

 武石IC店では凱旋門ブランドで初めて「お子様メニュー」を導入。カルビやウインナーなど肉3品、野菜3品を1プレート(980円)で提供し好評で、順次導入を計画中だ。また一頭買いで仕入れた牛肉から少量しかとれない希少部位を限定メニューとして提供し、付加価値を高めている。

 ●店舗情報

 「焼肉 凱旋門 武石IC店」 経営=赤門/所在地=千葉県千葉市花見川区武石町1-157-1/開業=2015年3月/営業時間=午前11時~午後11時、年末年始休業(12月31日~1月2日)/坪数・席数=131坪・132席/平均客単価=昼2000円、夜4500円/週末1日客数=300人/店数=3店舗(2015年11月現在)

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 1999年5月に「凱旋門」1号店となる村上店を千葉・八千代にオープン。73年の創業以来展開してきた「焼肉ファミリーレストラン 赤門」の上位ブランドとして黒毛和牛を看板商品にしている。12年には千葉県内で初めてユッケ調理の許可を得るなど安心と品質の両面で努力を惜しまずに地元客の高い信頼を獲得している。

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