北海道漁獲量、記録的な不漁で100万t割れ 主力魚種イカ・サケホタテ・昆布が激減

水産加工 ニュース 2017.02.27 11491号 10面
観光客も訪れる函館の場外市場

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 【北海道】2016年の漁獲量は約87万t(前年比14%減)で、統計を取り始めた1958年以降初の100万t割れとなり、記録的な不漁となった。北海道水産林務部がこのほど発表した北海道漁業生産状況(速報)によると、記録的な減少傾向が見られたホタテ、イカ、サケ、昆布は北海道の主力魚種でもあり、加工業者、消費者などに影響が及ぶ。道水産林務部では「非常に深刻な問題として受け止めている」と危機感を強めている。(土井聖大)

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