ちょい飲みランチ・軽食店:「築地銀だこハイボール酒場 新橋店」 “たこ焼屋で一杯”の誘い文句

2018.03.05 469号 09面
個性派メニューが自慢。写真中央上は、凍らせたレモンを丸ごと1個入れた人気の「まるごとレモンハイボール」(600円・税込み)

個性派メニューが自慢。写真中央上は、凍らせたレモンを丸ごと1個入れた人気の「まるごとレモンハイボール」(600円・税込み)

 ●誰もが楽しくなる「たこ焼屋で一杯」の誘い文句 「本格たこ焼+ハイボール」の黄金コンビが味わえる魅力

 お客の行列がすっかりおなじみの光景になっている「築地銀だこ」がサントリーとコラボし、たこ焼とハイボールのコンビを打ち出したちょい飲み店を、2008年から展開している。1号店は東京・新宿歌舞伎町の路面店で、新橋店は3号店だ。

 「うちのたこ焼は表面が香ばしくクリスピーなので、ハイボールとは抜群に合います」と、同店を運営するホットランドの広報・丸山美嘉氏は熱く語る。

 もともと「築地銀だこ」はショッピングセンターや駅構内などを中心に展開しており、主に主婦やファミリーに親しまれてきた。そのファン層をさらに広げるべく、男性やオフィスワーカーに向けてハイボールとコンビを組ませ、路面店や繁華街の立地で出店したのだが、オープン当初から評判は上々。「たこ焼をつまみに飲む」という提案は、どこか新鮮な魅力があり、味の面でもアルコールとの相性は申し分ない。「みなさん、グイグイと2杯以上は飲んでいかれますね(笑)」と、同店の林達也店長は言う。来店客の100人中100人がたこ焼を注文するそうで、「たこ焼はお腹も満たされるし、食べやすい。複数人で注文してシェアしやすいのも、好評の理由では」(丸山氏)として、同店のちょい飲み店の魅力について、次のように続けた。

 「『居酒屋に飲みに行こう』と誘われると、相手によっては気が張るが、『たこ焼屋に飲みに行こう』と言われると何となく誘いに乗りやすい、との声をいただいています。たこ焼屋で軽く飲む、というのはどこか気楽で楽しげで、誰に誘われてもつい乗ってしまいたくなる魅力があるのではないでしょうか(笑)」。

 ●店舗情報

 「築地銀だこハイボール酒場 新橋店」

 住所:東京都港区新橋1-15-9 大塚ビル1階

 営業時間:11:30~14:00、16:00~25:00、土・日・祝12:00~21:00/無休

 席数:(立ち飲み収容人数)50人

 ちょい飲み平均客単価:2,500円

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