新時代のブルーエコノミー探る サステナブル・シーフードの可能性(3)海洋保全、複合ムーブメント高まる

水産加工 連載 2020.11.02 12140号 03面
世界各地で持続可能な調達方針が示されている

世界各地で持続可能な調達方針が示されている

 サステナブル・シーフードへの注目が世界的に高まりを見せる中、それらを育む海洋生態系保全へのアプローチも進んでいる。特に近年、地球規模の問題となっている海洋プラスチックゴミ(海洋プラゴミ)に対しては、一つのジャンルにとどまらず、水産サプライチェーン全体の課題として顕在化。流通サイドにおける調達方針の厳格化や気候変動などとも連動し、複合的要因の解決へのムーブメントが高まっている。

 ●捨て過ぎ・とり過ぎ

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