和食特集

和食特集:和食文化国民会議 だし給食1万3312校に オンラインなど会員活動も進化

特集 総合 2021.12.17 12338号 07面
今年は東京都港区の白金小学校で特別出前授業。料亭「菊乃井」主人で和食会議副会長の村田吉弘氏(中央)が児童と一緒にだし給食を食べた

今年は東京都港区の白金小学校で特別出前授業。料亭「菊乃井」主人で和食会議副会長の村田吉弘氏(中央)が児童と一緒にだし給食を食べた

白金小学校のだし給食の献立(むろあじのつくね焼き、こんにゃくとさつま芋のピリ辛、浅漬け、すまし汁)

白金小学校のだし給食の献立(むろあじのつくね焼き、こんにゃくとさつま芋のピリ辛、浅漬け、すまし汁)

 和食文化国民会議は11月に、だしが感じられる給食を全国の小中学校で提供してもらい、実施校を前年比6.5%増の1万3312校に伸ばした。「だしで味わう和食の日」と題した企画は今年、7年目を迎えて過去最高を更新。主要事業を毎年拡大して、次世代への文化継承を果たしている。食品メーカーなど各種団体会員による食育活動もコロナ禍を経て進化。オンラインでの取組みを深めている。
 和食は13年12月にユネスコの無形文化遺産に登録され、多様で新鮮な食材といった価値が認

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