キリンビバレッジ、「午後の紅茶おいしい無糖」おにぎりとの相性訴求 「おいしい」と89%回答

コープかながわ上今泉店で行われた試飲・試食

コープかながわ上今泉店で行われた試飲・試食

試飲・試食のため用意したおにぎりと「おいしい無糖」(右)

試飲・試食のため用意したおにぎりと「おいしい無糖」(右)

 キリンビバレッジはSMなどの店頭で、紅茶飲料「午後の紅茶おいしい無糖」の店頭販促活動を行い、おにぎりとの相性を訴求している。同品の今年のコミュニケーションテーマは「おにぎり公式飲料」を掲げ、店頭でおにぎりと「おいしい無糖」を試食・試飲してもらい、来店者に相性を評価してもらう体験型イベントを実施している。2月19~24日実施分(3月4日集計)で8万3877人が参加し、「おいしい無糖はおにぎり公式飲料!?」の質問に対して89%(7万4553人)が「たしかに!」と答えた。同活動を通じて、食事に合う無糖茶としてさらなる定着と浸透を図っていく。

 「午後の紅茶」ブランドの13年戦略は、紅茶飲料のトップブランドとしてカテゴリーの拡大を目指し、飲用頻度の向上と嗜好(しこう)価値の強化に取り組んでいる。今回の活動は飲用頻度の向上に向け、無糖茶カテゴリーの拡大として行っているもの。2月19日に「おいしい無糖」のリニューアルと併せて、全国的に展開している。TVCMや交通広告と併せて店頭活動を連動させていくことで、「おにぎり公式飲料」として、大々的に「おにぎり」と「おいしい無糖」の相性の良さを訴えていく。

 「おいしい無糖」は、食事に合う無糖紅茶として、11年に発売して以来、新たな紅茶の飲用シーンを拡大している。12年は「おにぎり」という日本食のシンボルとの相性の良さを訴求するTVCMや店頭活動を展開し、食事シーンと無糖紅茶のおいしさを訴求することで、累計販売数量は509万ケースを突破した。同品の販売増は、「午後の紅茶」ブランドの3年連続過去最高の販売数量(4561万ケース)の達成に寄与した。今シーズンはリニューアルを行い、さらに爽やかな無糖紅茶として進化させた。

 (久保喜寛)

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