穀粉・製菓原材料特集

◆穀粉・製菓原材料特集:若年層へ作る楽しみ発信 アズキの健康効果に注目

農産加工 2022.02.18 12365号 05面
現在放送中の朝ドラでは「あんこ」がキーワードに。高タンパク・低脂肪な健康効果も見直されている

現在放送中の朝ドラでは「あんこ」がキーワードに。高タンパク・低脂肪な健康効果も見直されている

 新型コロナウイルス感染拡大による手作り需要で、20年の穀粉・製菓原材料市場は米粉や上新粉、白玉粉といった製品が空前の売れ行きを示した。21年は若干落ち着きが見られたものの、健康志向の高まりからグルテンフリーで栄養豊富な昔の穀粉が見直される動きもある。メーカーでは商品やカテゴリーに対する正しい知識や使い方、作る楽しみをZ世代などの若年層に向けて発信することで購買層の裾野が広がっている。(三井伶子)

 21年1~11月の米穀粉生産量は前年比7.4%減の7万7405tとなった。

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