日本冷凍食品検査協会、安全証明書偽造など発覚 3役員が謝罪会見

冷凍食品 ニュース 2008.09.10 10045号 02面
経緯を説明する前田重春理事長(中央)と理事

経緯を説明する前田重春理事長(中央)と理事

 日本冷凍食品検査協会は東京都内で5日、輸入食品容器などの安全性に関する証明書を偽造するなど不適切な発行があったとして、3役員による謝罪会見を開いた。5月に退職した東京検査所勤務の発行担当課長が、安全性試験なしで架空の証明書6通を偽造、また試験完了前にも13通を発行していた。そのほか食品スーパーの衛生調査、冷凍マグロの輸出前検査でも複数の試験担当者が試験項目の一部を実施していなかった事実も確認され、業務実態の把握と再発防止に着手している。  前田重春理

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