海外通信 外食ビジネスの新発想(57)「たい焼きアイス」がNYで大人気
●コーンの代わりにたい焼き
おなじみのたい焼きをコーン代わりにしたソフトクリーム、たい焼きアイスがニューヨークで人気を呼んでいる。
見て楽しい、食べて楽しいたい焼きアイスは6種類あり、各8$27¢。例えば「クラシック」は、カスタード入りのたい焼きにバニラのソフトクリームを絞り入れ、砕いたオレオクッキーとチョコレートソースをかけ、ウェファーを添えたもの。「ストレート・フロム・ジャパン」は、小豆あん入りのたい焼きに、抹茶とほうじ茶のソフトクリームを絞り入れ、もちスティックとウェファーを添えたもの。ユニークな「ユニコーン」は、小豆あん入りのたい焼きに好みのフレーバーのソフトクリームを絞り入れ、ユニコーンの耳と角を挿したもの。また、トロピカルな「ビーチ・プリーズ」は、小豆あん入りたい焼きにマンゴーとストロベリーのソフトクリームを絞り入れ、ココナツフレークとカクテル用傘を挿したもの。いろいろなチョイスがあって、それぞれが楽しい。
もちろん自分好みのたい焼きアイスを作ることもできるが、その場合、4つの選択をしてマイアイスを作る。
【「たい焼きアイス」の注文手順】
(1)たい焼きコーンに小豆あんを入れるかカスタードを入れるかを選ぶ
(2)バニラ、チョコレート、バニラ&チョコレート、ストロベリー、マンゴー、抹茶、ほうじ茶、抹茶&ほうじ茶、マンゴー&ストロベリーのフレーバーの中からソフトクリームを選ぶ
(3)キャラメル、コンデンスミルク、チョコレート、ストロベリーの中からシロップを選ぶ
(4)チョコレート・スプリンクル、綿あめスプリンクル、砕いたオレオクッキー、砕いたグラハムクラッカー、レインボースプリンクル、ウェファー・スティック、レインボーもちスティック、ココナツフレークの中から2種類トッピングを選ぶ(追加のトッピングは各46¢)
たい焼きコーンでなく、紙カップを選んだ場合は6$43¢、普通のワッフルコーンを選んだ場合は6$89¢。
シンプルなたい焼きも食べることができる。小豆あんとカスタードクリームのチョイスがあり、どちらも1枚3$22¢。土日開店3時間限定のふわふわスフレパンケーキも人気だ。
おいしさと楽しさを満喫できるたい焼きアイスは、目を引くからか、いろいろなメディアに取り上げられ、今やブルックリンのウィリアムズバーグ、クィーンズのフラッシング、マイアミやボストンにもオープンしている。
●店舗情報
タイヤキNYC(Taiyaki NYC)
所在地=119 Baxter St, New York, NY
【写真説明】
写真4:「スフレパンケーキ」は、クラシックと抹茶の2種類。土日の開店から3時間だけ販売。10$10¢。「クラシック」はスフレパンケーキに粉砂糖とメープルシロップを添えたもの。「抹茶」は抹茶クリームとホイップクリームを添えたもの。どちらも小豆あん入りミニたい焼きを添えている。パンケーキの追加は、1枚につき2$94¢