サントリー、「アラキドン酸」の安全性に評価 欧州委員会から「Novel Food」認可受ける

ニュース 総合 2009.01.12 10098号 04面

 サントリーは昨年12月、発酵技術を用いて製造するアラキドン酸に対して欧州連合(EU)の安全性管理機関である欧州委員会から「Novel Food」の認可を受けた。同酸は脳や肝臓、皮膚など身体のあらゆる組織を構成する主要な多価不飽和脂肪酸のひとつ。肉、卵、魚などに多く含まれ、食事から摂取する必要がある「必須脂肪酸」のひとつとして知られる。今回の認可で乳児の脳・神経機能の発達における同酸の有用性と安全性が高く評価されたことになる。  同社は京都大学との共同

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