フードテックEvolution:“PBF卵”に熱視線 接点強化へ好材料揃う
植物由来で動物性食品の特徴を再現するプラントベースフード(PBF)。肉・乳に続く第3のジャンルとされるのが、卵(エッグ)分野だ。肉・乳と比べ世界的に市場規模は小さく国内でも草創期の段階にあるが、今夏は拡大へ好材料が揃う。大手CVS・ローソンが植物卵を使用したサンドイッチの開発に成功したほか、国内鶏卵相場の高騰を受け、参入サプライヤー・メーカーともに活発的な動きを見せる。キーワードは「周辺環境」と「接点強化」。現状数十億円程度とされる国内規模の起爆剤となるか、要注目だ。(村岡