東北流通特集2023
東北経済局が公表した7月の百貨店・スーパー販売額動向（速報）によると、全店（百貨店15店、スーパー577店）の販売額は1164億円（前年比3.6％増）で、13ヵ月連続で増加した。内訳を見ると、スーパーは1029億円（同4.3％増）で、食材や惣菜に加え、夏の暑さから飲料関係が伸びた。新型コロナが5類に移行して5ヵ月がたち、東北では、繁華街の人手がコロナ前と同水準まで回復した。経済活動の活発化に伴い、小売業界では、大手SMやディスカウントストアによる出店が勢いづいてきた。（庄司新太郎）
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◆東北流通特集：都市部への出店勢いづく 問われるSMの独自性発揮
小売 2023.10.05東北経済局が公表した7月の百貨店・スーパー販売額動向（速報）によると、全店（百貨店15店、スーパー577店）の販売額は1164億円（前年比3.6％増）で、13ヵ月連続で増加した。内訳を見ると、スーパーは1029億円（同4.3％増）で、食材や惣菜に加え…続きを読む
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東北流通特集：ヨークベニマル・大高善興会長 低価格と上質の二極化鮮明
小売 2023.10.05全国屈指のSMヨークベニマルも、直近の問題でエネルギーコスト高騰は大きい。「電気料の値上げ分が35億円押し上げる。消費者物価指数がプラス3.3％、実質賃金がマイナス1.6％、お客さまの購買行動は極めて厳しい。デフレが続いていたから反動も大きい」と大高…続きを読む
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東北流通特集：「ヨークベニマル仙台上杉店」11月オープン 新たな需要に対応
小売 2023.10.05ヨークベニマルの仙台上杉店が11月の開店目指して、急ピッチで工事が進んでいる。地上2階建て、延床面積4390平方mの規模。かつて勝山企業が“杜の都迎賓館”をうたい、宴会場、結婚式場として利用されていたところだったが、コロナ禍の21年6月営業をやめて、…続きを読む
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東北流通特集：ヤマザワ 「らしさ」焦点で改革急ぐ 惣菜軸に競争力強化
小売 2023.10.05山形市に本社を構えるヤマザワの23年2月期決算のグループ連結売上高は、994億5700万円で、前期から採用した「収益認識に関する会計基準」の適用後ベースで前年比10.2％減（適用前ベース＝同1.9％減）となり、成長が鈍化している。ドラッグストアなど異…続きを読む
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東北流通特集：サンコー食品 新惣菜工場デリカセンター稼働へ
惣菜・中食 2023.10.05◇サンコー食品・庄子泰央新工場PC研究開発室長 ヤマザワグループのサンコー食品は、山形市の本社南側の敷地に建設している新惣菜工場デリカセンターを、10月下旬～11月上旬をめどに稼働を開始すると明らかにした。老朽化が進む既存工場が手狭となり、新たな設…続きを読む
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東北流通特集：マルト 福島食材使った惣菜の魅力訴求 産学官連携で6次化も
小売 2023.10.05◇マルト・安島大司取締役本部長 東日本大震災で深刻な影響を受けた福島県の1次産業を応援しようと、いわき市を中心に食品スーパーを展開するマルトは、地元の料理人と連携して、県産食材を使った惣菜開発を進めている。プロ直伝の調理法を採用し、付加価値を高めた…続きを読む
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東北流通特集：コープ東北サンネット事業連合 好調な曜日市 売れる88円パンの…
小売 2023.10.05◇コープ東北サンネット事業連合・今野一彦店舗商品本部長 コープ東北サンネット事業連合の前期概況だが、部門別では惣菜が前年比1％増強、日配商品も同1.5％増で両部門が健闘し引っ張った。商品部全体では同0.3％増だった。生鮮強化は、改装店でさまざま見直…続きを読む
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東北流通特集：みやぎ生協八木山店 若年層満足へ細部に目配り
小売 2023.10.057月14日改装オープンしたみやぎ生協の最新店。店舗は1971年オープンと古く、もともとは1kmほど離れたところにあった。それを2007年に移転した。組織内で02番という店舗で、01番が多賀城店だから次いで古く、メンバーはなじんできている。この間、手直…続きを読む
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東北流通特集：マークスHD・菊地逸夫社長 「東北ナンバー1」企画に注力
小売 2023.10.05マークスホールディングス（HD）の23年3月期のグループ連結業績は、総営業収入高が1109億円2100万円（前年比3.3％増）、経常利益高が44億7700万円（同3.7％増）で、増収増益を達成した。グループ全体で同一品目の販促を行う「マークスHD東北…続きを読む
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東北流通特集：マークスHD・米谷春夫相談役 ノウハウ共有で収益向上
小売 2023.10.05◇マークスホールディングス・米谷春夫相談役（マイヤ会長） マエダ、マイヤ、おーばん、フレスコの4社による取組みは10年5月、NB商品の共同仕入れを目的にスタートした。大手チェーンスーパーとの競争や人口減少など、市場環境が変化する中、14年8月に4社…続きを読む
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東北流通特集：マークスメンバー社＝マエダ・前田惠三社長 プチマート出店加速
小売 2023.10.05◇マークスホールディングス メンバー社 マエダは、青森県内に食品スーパーなど、39店舗を展開している。 22年4月には、新業態である小型スーパーのプチマート東通り店を、東通村に出店した。人口の少ないエリアに対応したMDを展開し、地場産品の販売にも…続きを読む
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東北流通特集：マークスメンバー社＝マイヤ・井原良幸社長 内陸部中心に拡大を
小売 2023.10.05◇マークスホールディングス メンバー社 マイヤは、岩手県と宮城県北でマイヤ18店舗、びはん2店舗の計20店舗を展開している。 23年3月期の業績は、総営業収入高260億円200万円（前年比0.5％増）、経常利益高7億円（9.6％増）。電気代の増額…続きを読む
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東北流通特集：マークスメンバー社＝おーばん・二藤部洋社長 価格の優位性を追求
小売 2023.10.05◇マークスホールディングス メンバー社 おーばんは、山形県内で食品スーパー20店舗（村山地区13店舗、置賜地区7店舗）を展開している。 前期は、4405世帯、1万4175人が暮らす置賜地区白鷹町に出店した。隣接する朝日町からも車で10分という好立…続きを読む
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東北流通特集：マークスメンバー社＝フレスコ・菊地盛夫社長 「売る力」で需要喚…
小売 2023.10.05◇マークスホールディングス メンバー社 フレスコの23年3月期の業績は、総営業収入高234億400万円（前年比3.3％増）となった。相次ぐ価格改定により、売れる商品の傾向が変化する中、売り方や量目を模索し、需要喚起を図ってきた。 成功事例について…続きを読む
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東北流通特集：ユナイトHD・塚本徹社長 マイナスマーケットも売上げ4.4％増
小売 2023.10.05第11回ユナイト会でユナイトホールディングス（HD）の塚本徹社長（伊徳社長）は「人口減少、高齢化、子どもの割合は1桁。秋田県はマイナスマーケットになってきた」と述べた。単独からタカヤナギとの資本統合でユナイトHDを設立し、試行錯誤の道を歩んで11年。…続きを読む
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東北流通特集：ユナイトHD・高柳恭侑会長 逆ピラミッド型組織定着
小売 2023.10.05ユナイトホールディングスが誕生したのは2012年4月1日。伊徳、タカヤナギが資本統合しスタートした。以来満11年になるが、順調に推移している。やはり触れなければならない秋田県の人口。3月末91万8000人、前年比1.7％減。青森県は同119万人、同1…続きを読む
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東北流通特集：第11回ユナイト会分科会・デリカ部会 健康切り口にチャンス
小売 2023.10.05●昨年度総括＝ユナイトHDデリカ部・三浦通宏部長 昨年度の基本方針は四つ掲げた。年間商品のブラッシュアップ、ユナイトオリジナル商品の開発、顧客の暮らし仮説からの商品開発（新生活様式への対応）、ユナイトイベント企画の深掘り。これに対し反省、気づきは多…続きを読む
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東北流通特集：ロピア仙台ヨドバシ店 東北初出店 安さ・品質・ボリュームをアピ…
小売 2023.10.05ロピアは8月22日、JR仙台駅東口のヨドバシ仙台第2ビル3階にロピア仙台ヨドバシ店をオープンした。JR仙台駅に直結し利便性がよく、観光客の需要も見込まれる。総面積1913平方mで、精肉、青果、鮮魚、惣菜、食品5部門の売場を持つ。各部門のチーフが買い付…続きを読む
