全国小売流通特集:構造変化の転換点迎える M&Aは水平・垂直に広がり
2025.07.31
食品小売業をめぐる業界再編が転換点を迎えている。ITを祖業とするトライアルホールディングス(HD)による西友の買収は新時代の到来を象徴し、再編の機運を一気に高めた。国内市場の縮小の中で業態を超えた競争を勝ち残るには集約化の流れが加速する。労働人口の減…続きを読む
4月公表の総務省「人口推計」(24年10月1日現在)では、総人口が14年連続で減少する中でも、東京都は前年より9万人余り増えた。人口の3割が集中する首都圏の都市部ではマンション建設が引き続き盛んで、日常の食生活をターゲットとするスーパーにとって、今も…続きを読む
◆集客と収益を担う花形部門 SMの惣菜は、生鮮3品にも増して同業態の花形になりつつある。消費者ニーズが素材から惣菜にシフトしている長期トレンドに加え、粗利を稼ぐ部門として経営上の重要度が増している。店内厨房を活用した商品づくりは、CVSやドラッグス…続きを読む
トライアルホールディングス(HD)は25日の取締役会で、永田洋幸取締役を4月1日付で代表取締役社長に昇格する人事を決めた。トライアルHDは西友を買収し、新経営体制でグループの持続的な成長とさらなる企業価値の向上を図る。永田久男代表取締役会長は代表取締…続きを読む
トライアルホールディングス(HD)は7月1日を実行日に西友を完全子会社化する。トライアルHDの25年6月期連結売上高は8088億円を計画、西友統合によって単純合算で売上高1兆2000億円、営業利益426億円の規模になる。商品・テクノロジー分野のシナジ…続きを読む
トライアルホールディングス(HD)は7月1日を実行日に西友を完全子会社化する。トライアルHDの25年6月期連結売上高は8088億円を計画、西友統合によって単純合算で売上高1兆2000億円、営業利益426億円の規模になる。商品・テクノロジー分野のシナジ…続きを読む
◇トライアルホールディングス・亀田晃一代表取締役社長 福岡を発祥地とするトライアルホールディングス(HD)は、九州内外含めて出店に勢いがある企業グループ。前期までの実績で24期連続増収を達成した。2024年6月期の売上高は7179億円。営業利益は前…続きを読む
九州のスーパーとして、立地面で大きな挑戦をしているのがハローデイだ。昨年11月29日に、博多マルイ1階に「ボンラパス Timbre(タンブル)」をオープンした。 JR博多駅博多口を出てすぐの立地。平日、休日含め通行量が非常に多いエリアで、近隣にはビ…続きを読む